未だブログの更新癖がついていないので、うっかりすると自分がブログを始めた事を忘れてしまいそうです。危ない危ない。
僕の音楽遍歴を書いている途中ですが、GW中に面白い出来事がありましたので、備忘録としても書いておきます。
5月6日に、スイスのバンド"The Great Harry Hillman"の日本ツアーが始まり、初日の下北沢でのライブを見に行ってきました。
彼らの日本のマネージャーさんとtwitter上で交流があり、その流れで紹介していただいたバンドで、YouTubeで映像を見た以外は初めて聞くグループでした。
ライブは、ツアー初日だとはとても思えないほど完成度の高いものでした!
後で聞いたら、もうこのメンバーで9年間一緒に演奏しているそうです。フリーな箇所もたくさんありましたが、バンドとしての見せ方、聞かせ方をしっかりと意識してコントロール出来ているのは本当に凄い。あと、基本的には広い意味でのジャズ・バンドですが、サウンドがロックな面もあり、とても楽しかったです!
音楽的にも、日本に帰ってきてから刺激されていない箇所の脳味噌をたくさん刺激されてきました。
彼らの演奏を聞きながら「あぁ、ヨーロッパってこんな感じだったなぁ」と思い出す事も多々あり、少しだけベルリンに住んでいた頃が懐かしくなりました。
日本では同じようなタイプのバンドを(少なくとも僕は)他に知らないですし、おすすめです!CDも、僕のCDと交換してきたものも含めて計3枚もゲットしてきました!
彼らの日本ツアーはこれから5月半ばまで続きますので、ヨーロッパの「今」の音楽(僕の中では、特にドイツ語圏の人が演奏するようなバンドだなぁ、という印象です)に興味がある方は、彼らが日本にいるうちに是非ライブを観に行ってみてください!
そして本日は、いつもお世話になっているイケベ楽器店の中で、僕の家から地理的にいちばん遠くていちばん顔を出しにくいリボレ秋葉原店に、J(LUNA SEA)の実機が展示されているのを見に行ってきました。
以前ブログにも書きましたが、よく皆に「意外だ」と言われますが、LUNA SEAは言わば僕のベーシスト人生の原点、Jは僕の最初のベース・ヒーローです。これは絶対行くしかないな、と!
これを実際に目の前で見ると、今でも胸が熱くなりますね。
小学校5、6年辺りで初めてTRUE BLUEのシングル(当時はまだ8cm CDだったんですよね、懐かしい)を買い、アルバムとしてはMOTHERやStyleがちょうどリアルタイム。当時から赤いこの2ハムのTVBに手書きのWake up! Mother Fxxkerの文字が入っているこれは僕にとってのJの象徴モデル。あのステージの立ち姿や音のセクシーさに何度憧れた事か。
この時、折角リボレ店にお邪魔させてもらったので、Fenderの新しいAmerican Professionalシリーズの5弦ジャズベも触らせてもらいましたが、思いの外(と言ったら失礼かもしれませんが)良かった!弾きたい音を弾きたいアーティキュレーションで出してくれる、良いベースでした。
因みに、この時試奏で弾いていたのはHavona(笑)。Jモデルを見に来てROSIER弾かないんかいっ!!
まぁ、今の僕のへなちょこな右手のタッチでは、Jのあの強靭な音は出せませんからね……。思えば本当に遠くへ来たものです。
弾く音楽のタイプは違えども、ベースを最初に触った時、最初にコピーして一曲まるまる覚えた時のあの感動、最初にステージに立った時のあの熱量をこれから忘れる事なく大事にしていきたいです。
そんな原点回帰のような事を、改めてJに教えられた気がします。いやぁ、ホントかっこいい。そして、僕のブログなのに未だジャズの事にあまり触れていない!笑
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♪ROSIER / LUNA SEA
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